
緑いっぱいに囲まれた道をえっちらおっちら登っていくと、木々の陰から家がすこしだけ顔をのぞかせてます。豪華きらびやかな門構えといったようないやらしさは全くなく、森の中の大きなお家といった感じ。
日本で言ったら軽井沢の別荘地(←行ったことないけど^^;;;)といったイメージなんでしょうか。
ホストファミリーは、当時34歳で投資ブローカー。
ハンサムで物静かな性格、myセスナ機所有。
30歳の奥さんは美人でセクシーなヨガインストラクター。
ちょっとクレイジーで飛んでる性格。
そして4歳の甘やかされた男の子。
お金と色気がうまく結びついたんだなぁ、と勝手に想像してました^0^
そ れはさておき、そんな高級住宅街でさぞかし良い生活をしていたんじゃないかと思ったら、大間違い。最寄の駅まで徒歩30分!しかものぼり坂は半端じゃな い!夜は街灯もなく、真っ暗というか真っ黒。そんな所をよく女一人で歩いていたなと、今振り返ると恐ろしくて仕方がない。
ホストファミリーが最寄駅まで車で送迎してくれたことなんて一度もなかったし。
バスの時刻表なんてあって無いようなもの。
待ちきれずに歩き出すことも。
行動範囲の制限は言うまでもないけど、せっかくアメリカに来てこんな事で時間を無駄にしてはいられないのだよ....
車を買わなければ.....
日本で車の免許を持っていなかった私に、車の運転を教えてくれたのはサンフランシスコ警察に勤める友人。
元プロのアメフト選手で、武道のインストラクター、カレッジの講師、そして警察官という肩書きを持つ彼に、アメリカで生活する上で必要なことを色々と教えてもらいました。
非常に厳しい人だけど、現実の厳しさを包み隠すことなく教えてくれたことに今でも非常に感謝しています。
その彼に車の購入を手伝ってもらいました。
英語のたどたどしい日本人女性が一人で車を購入するなんて、ぼったくられるのが落ちだからね。
道端に止まっていた 赤い1990年 トヨタ カムリー $1000。
これだっ! ^^
早速彼に頼んで売主に電話してもらい、テストドライブのアレンジをしてもらいました。 なんと売主も偶然サンフランシスコ警察勤務の方。 これなら安心。中古車の場合、信用できる売主かどうかは非常に重要なポイントですからね。
テストドライブ後、即決しました。
その後、行動範囲もぐーんと広がり、おかげでインターン先も見つけました。
そしてそこから現在働いている会社へ。
アメリカの大学卒という学歴もなく、永住権もなかった私にとって、仕事を見つけたということはようやくスタートラインに立てたということ。
運やタイミング、人の助けが重なってのことだろうけど、車を手にしてから本当の意味でのアメリカ生活が始まったと思っています。
私の最初の愛車。
そして、アメリカでの生活の基盤を作ってくれた大切な大切な車。
購入から3年半、必要性も安全性も低くなり、手放すことに決めました。
値段なんていくらでも構わない。 大切にしてくれる人に乗って欲しい。
結局、Hubbyの友人へ$650 で売却しました。もっと高く売れる車だけど、もともと特価で購入した車だし、何よりも彼なら私のカムリを大切にしてくれると信用できる。
高々、私のへっぽこ車の売却だけど、色んな想いがこの車にはあるんです。


3年半、本当に本当にありがとう。

3 comments:
私の最初の愛車、91年ミツビシ・ミラージュ。96年当時、確か$4,500で買いました。その車のおかげで私も行動範囲を広がりました。いろいろ思い入れがあるよね。私の車は売らずに今はWifeの妹が乗ってます。
当時、$1000の出費はかなり痛かったけど、この投資に対する見返りは計り知れないものがあります。その分、愛着も深いのです。
今じゃあ革張りの車なんぞを乗るようになってしまったけど、このカムリ以上に愛着のある車には一生出会わないでしょう。
分かる、その気持ち。私も働くためとは言え$4500の出費はかなり痛かった。アメリカでの始めてのマイカー。いろんなことがありました。始めてWifeと遠出したのもこのミラージュです。愛着があったから、おカネの問題ではなく、今後、大事に使ってくれそうな人(Wifeの妹)に譲ることを私は選びました。でも、さすがにガタガタです。
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